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かなへびに捧げる詩

鉢植えを持ち上げたら、しゅるりと逃げ出した。かなへび。
かわいい顔してる。
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それに、なんて綺麗な形をしてるんだろう。
伸びやかな尻尾。

0019.jpg
お前もわたしも同じ脊椎を持っているんだな。
ピカイアの末裔
イクチオステガの子孫
海を背負って、陸に生きるきょうだいよ。
何億年前、わたしたちは別々になったのだろう?

いまこの庭で見つめ合う前に
ちっちゃなネズミみたいなわたしを
でっかい恐竜みたいなお前が
踏み潰さないでくれてよかった。
かなへびよ。

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地球キャッチボール

そこから地球投げてみて 
ここで受けとめるから

よしっ!つぎは、わたしの番ね
どりゃあぁぁぁ!

とれたぁ?

むすこびとを詠める歌

薄桃のプラスチックの宝石を
湯船にひたす
むすこの瞳

うで枕
重いむすこの脳みそが
おそろしくあり、たのもしくあり

けんかののちに詠める歌

またひとつオレンジの灯が流れてく
ごめんが言えないトンネルの中

散らばったビーズみたいな夜の街
その一粒になりに帰ろう

この次は必ずレジに出すからな!
5%Off券にぎって誓う

(喧嘩の原因は私がイオンの5%引き券を出し忘れたことでした)

価値観の押し付けはよくないという価値観を押し付けるなという価値観を押し付けてみた

「価値観の押しつけはよくない」という価値観を押し付けて、君は涼しい顔しているんだ
あんまり綺麗な矛盾なもんで、僕はちょっと愉快になっちまった

せめて「価値観の押しつけはよくないと思う」って言えばいいのに
「あくまで個人的な意見だけどね」って、さ

「わたしが正しくてあなたが間違ってるけど議論するの面倒だから黙ってて」
を梱包してリボンで飾って、投げ付ければ
「価値観の押し付けはよくない」の出来上がりってわけだ

だとすれば「価値観を押し付けるのはよくない」は
「異なる価値観を認め合う」の逆ベクトルかい? 面白いね

ねえ、そんなふうに暗号みたいな言葉で話してて疲れない?
「わたしはこう思う」って言ってみたら?
そうじゃなきゃ「いまは黙ってて」のほうが、よっぽど可愛いよ

まあもちろん君に自分の価値観を押し付ける気はないし、
あくまでも個人的な意見だけど
君と喧嘩できないと、寂しいよ

さざんか屋敷の黒猫

小人が鼻水を垂らしているので、スイミングはお休み。
昨日、小児科で薬をもらってきた。
プラスチックの瓶に入った、薄ピンクの液体、甘ったるく懐かしい薬の臭い。
ちょっと味見したいけど、駄目だろうか。

夫の夜勤前の昼寝を邪魔しないように、外に出る。
真っ赤な頬の小人は、ファー付きのフードを被ってる。
エスキモーの子供みたいで可愛い。

風が冷たく、空は灰の白さだ。
小人とつないだ左手だけがぬくい。
生垣のサザンカが、道路にこぼれるように散っていて、はっとする。
昔この家で、黒猫を何匹も飼ってるおばあさんがいた。
黒猫は美形ぞろいで、籠に入れられて庭で日光浴してることもあったし、外を散歩しているときもあった。

あるとき、門柱の上で黒猫が、屋根の上を見つめて身をかがめていることがあった。
私は、「ああ、あそこまで跳ぼうとしているんだな」と思った。
しかし、門柱と屋根はだいぶ離れていたので、届くかどうか心配になった。

猫も同じことを考えているのだろう。
慎重に、低く低く縮む。
金の眼で屋根の一点に狙いを定め、バネが弾けるように、

跳んだ!

猫はなんとか瓦屋根の上に登った。
「わぁ、届いた!」
思わず声が出て、恥ずかしくなってあたりを見回すと、おばあさんと目があった。
おばあさんは「ふふ」と笑って、「届いたわね」と言った。

あの人も猫が跳ぶのを見てたんだ。
それから家に帰るまで、なんだか愉快な気持ちが続いた。

早春、始祖鳥の鳴く

高圧線の下の墓地の横の空き地
原付が一台捨てられてゐる

部品を盗られつくしたその姿を見て、始祖鳥の化石を思い出した
石に閉じ込められて、身をよじらせる原初の鳥

もっと軽くなればきっと飛べるはずだと
臓腑まで脱ぎ捨てて、どこに行こうとしてるの?

トタン壁の向こうには、白梅
枝を広げて、鳥の骸を慰めているのか

   ホー、ホケキョー

弥生の空に、始祖鳥の鳴くを聞く
   
   ホー、法華経





ファシズムとフェチズム(全てのファシズムフェチの同胞に捧ぐ、とくに貴方に!!)

ファシズムとフェチズム
似てるのは字面だけじゃない

ファシズムはフェチズムであり、
フェチズムはファシズムを含み
ファシズムはフェチズムを内包する・・・・


SSの真っ黒な制服に憧れない少年がいるだろうか
あるいは大日本帝国海軍の真っ白な軍装にときめかない乙女がいるだろうか

かういう私も、ファシズムフェチである
第二次大戦ものの映画で、酷薄そうな金髪のSS隊員や、薄く日焼けした少し影のある青年将校が出てくると溜息が出る、 一種の麻薬のような倒錯感・・・
(アメリカ空軍のフライトジャケットじゃ、こうはいかない!)

しかしフェチズムがどこまでも個人的なものであるように
ファシズムはどこまでも国を中心に据えている
究極的なところで、ファシズムはフェチシズムの敵なのだ


親愛なる全てのファシズムフェチの同胞たちへ、

自覚せよ

自戒せよ

大切なことだから、大げさに、大文字で言おう
  
フェチで滅ぼしてよいのは我が身だけである


フェチで国を滅ぼしてはならない!!!!



[解説]
正しくは、「フェティシズム」です。言葉遊びがしたかったので「フェチズム」を採用しました。

「ファシズム」の定義は曖昧みたいで日帝を「ファシズム」っていっていいのか微妙だけど・・・そもそも本屋で「○○フェチズム」ってタイトルのレディコミの背表紙を「○○ファシズム」に見間違えて、艦これとか、久世輝彦のSSの制服来たジュリーに萌えたっていうエッセイとかを連想して、もしかしてファシズムってフェチズムなんじゃね!?と思って書きました。わたし思想的にはかなり左寄りなんですが嗜好的には軍服とか大好物です。

「ヒットラーユーゲントの子供たち」って本を前に読んだんですけど、「これはハマるわ」っていう手法が満載で、ナショナリズムに身を委ねることの快感って、多分理屈じゃないんですよね。理屈じゃないものは論理的に否定してもしかたがない。いわゆる左側の人「軍国主義と戦う正義の味方な私」っていう自己陶酔に覚えがあると思うんですけど、ソレとコレとは鏡に映したような関係にあると思う。中二病の一種ですな。中二病嫌いじゃいけど、中二病の世界観で国家語っちゃ駄目だよ!みんな頭冷やせよ!私もやけどな!みたいな?文章で上手く伝えられないので詩にしたのに、解説書いてちゃ世話ないですね。ちゃんちゃん

(どうでもいい、且つ超偏見だけど石破さんと麻生さんって艦これやってそう)
プロフィール

ピピネラ

Author:ピピネラ
世の中のしくみ研究家・ライフクリエイター・未来からの留学生を受け入れ。(訳:無職。子有り主婦です)
時間のある時、思い出すままに書いてるので、日付は嘘です。
リンク歓迎!相互リンク希望の方ご連絡お待ちしてます。

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